埼玉のオオクワガタ・カブトムシ専門店のビートルファームです!
このページでは
『クワガタムシ・カブトムシ成虫』の基本的な飼い方についてご紹介します。「初めて飼育する」という方もこのページを読んで頂けばバッチリです!
また長生きをさせるコツなどもご紹介したいと思います。では早速みていきましょう!
クワガタ・カブトムシ成虫の基本的な飼い方
クワガタ・カブトムシ成虫の飼育に必要な用品とは?
基本的には下の写真の用品があればクワガタムシもカブトムシも飼育できます!
【飼育ケース】
市販されている飼育ケースでしたら基本的に大丈夫です。ただし普通の飼育ケースですとゼリーやマットにコバエが発生しやすくなります。
コバエシャッターのようなコバエ対策がされたケースが昆虫飼育にはおすすめです。
【成虫管理用マット】
飼育ケースには昆虫マットを敷きます。マットは昆虫が好む広葉樹の
成虫管理用マットがおすすめです。昆虫マットはカブトムシやクワガタムシが潜って隠れる場所になったり、水分を含ませてケース内を保湿したり重要な役割があります。
【昆虫ゼリー】
カブトムシやクワガタムシのエサとして欠かせないのは昆虫ゼリーです。現在ではたくさんの種類のゼリーが市販されています。栄養や水分量など昆虫にあわせてつくられているものが多いです。昆虫にとっても栄養はとても大事。できれば専門店が取り扱う高品質の
昆虫ゼリーを与えるようにしましょう。
【転倒防止材】
カブトムシやクワガタムシは活動中にケース内をよく動き回るため転んでひっくり返ります。足場がないとひっくり返ったままもがき続けて体力を消耗してしまいます。
そのためケース内には転んでも足をひっかけて起き上がれるように
転倒防止材とよばれる小さな木片などを置きましょう。
【エサ台・エサ皿】
昆虫ゼリーを入れる穴があいてある台です。天然木のものやプラスチックのものがあります。
エサ台はカブトムシやクワガタムシがゼリーをひっくり返してしまうのを防いだり、餌場や隠れ場になったりもします。エサ台は必須ではないですがあると便利です。
↓クワガタムシ成虫の飼育セットの作り方を3分で解説!
日本のカブトムシも同じやり方でOKです♪
※動画は音声が流れます。
飼育に必要な用品をセットしてみよう!
ではクワガタ・カブトムシの飼育ができるように用品をセットしてみましょう。やり方はとっても簡単です。
1、飼育ケースに成虫管理用マットを敷きます。
まずは飼育ケースに成虫管理用マットを敷きます。どのくらい入れればいいか?ですが、だいたいケースの3分の1くらいの深さがあればOKです。虫が完全に潜れる程度で大丈夫。
2、霧吹きなどで成虫管理用マットを加水します。
次に霧吹きなどで成虫管理マットを湿らせます。水分を含ませすぎてベチョベチョにならないように気をつけて下さい。水分量の目安はマットを握ったときに団子状にまとまる程度です。
3、昆虫ゼリーや転倒防止材などを置いて完成です!
最後に昆虫ゼリーやエサ台、転倒防止材などをバランスよく配置すれば完成です!とっても簡単♪セットが完成したら成虫を入れてあげましょう。
上の写真では真ん中に仕切りをつけてオスとメスを別々に飼育しています。
日々の飼育管理はどうすればいい?
続いて日々の飼育管理についてご紹介します。
1、室内の直射日光を避けた場所で飼育しましょう。
クワガタムシやカブトムシは夏の虫のイメージですが実は暑さにはとても弱いんです。
意外ですよね!?
そのため飼育は室内の直射日光を避けた場所でおこないましょう。冷房が効いた部屋がベストなのですが難しい場合は玄関や廊下などできるだけ涼しい場所を選んでください。
2、エサ(ゼリー)の交換タイミングについて
エサである昆虫ゼリーは基本的にはほとんど食べていたら交換します。ただ食べる量はクワガタやカブトムシの種類や個体差によっても変わります。そのため食べ終わってなくても1週間くらいしたら新しいゼリーに交換しましょう。あまり古いゼリーをずっといれておくとコバエが出る原因にもなったりします。
3、成虫管理用マットの交換タイミングについて
成虫管理用マットは見た目で汚れてきたらベチョベチョになる前に交換しましょう。それほど頻繁に交換する必要はありませんが、清潔に保つことで臭いやコバエを防ぐことができます。
4、ケース内が乾燥してきたら霧吹きで加水しましょう。
成虫管理用マットの表面が乾いてきたり、ケース内が乾燥してきたら霧吹きで加水してあげましょう。この時はマット表面が湿る程度で大丈夫です。
日々の飼育管理で必要なことは以上です。クワガタムシやカブトムシはあまり飼育に手間がかからないのも嬉しいところですね。
クワガタ・カブトムシ成虫の飼育におすすめの用品
上記のクワガタ・カブトムシ成虫の飼い方のなかでご紹介した飼育用品はこちらです。当店が自信をもっておすすめする飼育用品です♪
クワガタ・カブトムシ飼育セット
クワガタ・カブトムシの飼育に必要な用品がすべて揃ったセットです!個別に揃えるよりもお買い得♪ビートルファーム定番の大人気セットです。
飼育ケース【コバエシャッター】
クワガタ・カブトムシ飼育のために開発された専用ケースです。フタにはコバエの出入りができないフィルター付きで、ケース内の保湿効果にも優れています。ブリーダーも愛用する飼育ケースです。
成虫管理用マット
クワガタ・カブトムシなど昆虫が好むクヌギなどを使った広葉樹100%マットなので安心♪飼育しやすい粗目に粉砕しています。
昆虫ゼリー
通常の飼育用ゼリーから産卵前後のメスの栄養補給に最適な高タンパクゼリーまで幅広く取り揃えています。専門店が扱うゼリーをぜひお試しください。
転倒防止材
クワガタ・カブトムシが転んでもこれがあれば大丈夫!つかまってすぐに起き上がれるように必ず置いてあげて下さい。天然木の転倒防止材です。
エサ台・エサ皿
昆虫ゼリーが設置できる台です。ゼリーだけだと昆虫がひっくり返したり、マットで汚れたりして食べずらくなることがあります。エサ台に入れてあげることで最後まで食べやすくなります。
専門店が教えるクワガタ・カブトムシを長生きさせるコツとは?
せっかく飼育を始めたクワガタ・カブトムシ。もちろんできるだけ元気に長生きしてほしいですよね。そこで長生きさせるコツを紹介したいと思います。
カブトムシ・クワガタムシの飼育が初めてという方はぜひこちらの動画をご覧ください↓
※動画は6分ほどです。音声が流れます。
特に大切なのは次の2つのポイントです。(国産・外国産問わず、全てのクワガタ・カブトムシに共通するポイントです)
【クワガタ・カブトムシは暑さが苦手!できるだけ涼しい場所で飼育しましょう。】
夏の虫というイメージですが全てのクワガタ・カブトムシは実は暑さがとっても苦手です。真夏の日中などに外に出していたらあっという間に弱ってしまうなんてことも。そのため屋外での飼育はNGです。室内の直射日光に当たらないできだけ涼しい場所で飼育してあげましょう。
【1匹ずつ別々に飼育してあげましょう。】
1つの飼育ケースでクワガタやカブトムシを何匹か一緒に飼育するよりも、1匹ずつ個別に飼育してあげたほうが長生きしやすいです。理由はオス同士だとケンカして傷つけてしまうことがあり、同じ種類のオスとメスが一緒だと交尾を繰り返すことで弱ってしまう原因になることも。できれば普段は仕切りを使うなど個別に飼育して、交尾させるときだけオスとメスを数日一緒にさせるのが良いでしょう。
もし何匹かのクワガタ・カブトムシを一緒に飼育したいときは、できるだけ大きい飼育ケースを使用し、エサ場や隠れる場所などをいくつか用意してあげましょう。
国産カブトムシってどのくらい生きるの?
子供のころからお馴染みの日本のカブトムシ、いわゆる国産カブトムシってどのくらい生きるものなのでしょうか?
基本的にはひと夏限りの寿命になります。6月~8月に活動して、8月のお盆を過ぎるころには野外で採集できる数も減ってしまいます。
ご存じない方は「カブトムシの寿命ってそんなに短いの!?」と驚かれることも多いです。
(中には秋過ぎまで長生きするカブトムシもいますが冬を越すことはありません)
野生のカブトムシはそれでも次の子孫を残すことを使命に懸命に生きているわけです。
お家で飼育していてもカブトムシを産卵させることができます。ただしそのまま普通に飼育していても産卵はしません。
「産卵するための環境をつくってあげる」必要があるんですね。とはいえ難しくはありませんので初めての方でも簡単にチャレンジできます。
産卵させるための詳しい方法はこちらの動画をご覧ください。
※動画は音声が流れます。
上手く産卵してくれればしばらくして卵は幼虫に孵化し、秋にかけてすくすくと成長しながら冬を越し、やがて来夏にはまた立派なカブトムシに羽化します。
その成長を見守りながら成虫にかえしたときは大人の方でも感動します。ぜひチャレンジしてみてください♪
カブトマット
国産カブトムシを産卵させるために何より重要なのが昆虫マットです!産卵に適したカブトマットの単品です。
クワガタムシの産卵はどうすればいいの?
クワガタムシの産卵はクワガタの種類によって方法が異なります。それぞれの種類別の産卵方法につきましては恐れ入りますがただいまページ作成中になります。
国産オオクワガタの産卵方法についてはこちらをご参考ください。