ツシマヒラタクワガタ 解説
ツシマヒラタクワガタは名前のとおり日本では対馬でみることができます。 他に朝鮮半島や中国北部などにも生息しています。ツシマヒラタクワガタは特徴として大アゴが長く細身です。体長は野外個体でも 最大で80mmを超えるものがみつかっていて、日本最長のヒラタクワガタです。 採集では中型の個体が多く得られるようです。 姿や雰囲気は日本のヒラタクワガタというよりは東南アジアのヒラタクワガタのようです。
飼育は本土ヒラタクワガタと同様におこなうことができるため難しくありません。 基本的に1年を通じて常温での飼育も可能で、丈夫で寿命も長いため入門種としてもおすすめです。 オスの気性が荒いため、メスとは別々の飼育ケースで飼うのが無難です。
産卵は産卵木とマットの両方に産みます。産卵木はやや柔らかめのクヌギもしくはコナラ、マットは発酵マットが 良いでしょう。
ツシマヒラタクワガタ 飼育データ
【成虫の寿命(成熟後)】 約1年~2年【羽化してから成熟するまでの期間】 約3ヶ月~4ヶ月
【幼虫期間】 オス約6~8ヶ月 メス約6ヶ月
【飼育温度】 成虫 18℃~28℃ 幼虫 18℃~25℃(冬季は低温下で冬眠します)
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