本土ネブトクワガタ 特徴
本州や九州・四国に生息するとっても小さなクワガタです。ネブトクワガタ自体は激レア種というわけではありませんが、他の国産クワガタのようには販売されていませんので流通量的にはかなり少ないクワガタです。
ネブトクワガタは西日本では普通種ですが、関東以北ではなかなか採れません。
また野外で採集したワイルド個体のメスからは幼虫がとりにくいことでも知られています。累代飼育で羽化させた個体から産卵させるのがおすすめです。
サイズは大型のオスでも30mm程度と小さいクワガタのため、幼虫期間は短めです。目安としては半年~1年ほどとなります。冬季に加温して飼育すると早く羽化しやすくなります。
幼虫飼育は通常の発酵マットで可能です。室内なら常温飼育できますので初めてでも飼育しやすい種になります。
羽化後は約1ヶ月~2ヵ月くらいを目安に産卵可能です。成虫の寿命は半年ほどが目安です。羽化したタイミングによっては越冬します。
産卵は飼育下で羽化させた個体なら発酵マットで産卵してくれますが、普通の発酵マットですと産みにくいので、ヒラタやオオクワなどの幼虫が食べた後のマットを一度乾燥させて微粒子にしたものを使用すると産みやすくなります。
なかなか販売される機会が少ないネブトクワガタですので、この機会にブリードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?
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